タートルロックの小言-その24

ご依頼を受け作業に向かうと時々、ご依頼者様以外の方々もいます。ご近所さんや彼氏彼女、友人など。特に玄関開錠の時はそうです。まあ、帰宅して鍵がないことに気づき、どうしてよいかわからず、ご近所さんに助けを求めることは理解できます。ただ、問題はその第三者が色々と口を挟むことです。入電時（電話口はご依頼者様）、料金のお見積もりをしているにもかかわらず、“高い！”だの、“こんな簡単な鍵！”などと言ってきます。彼氏さんが彼女さんの代わりに話をするのはわからないでもありません。しかし、ご近所さんは違います。開けようとしている家はご依頼者様の所有物であり、ご近所さんはまったく関係ありません。だいたい、“こんな簡単な鍵！”だなんて、住んでいる人に失礼です。先日お伺いした依頼がまさにそうでした。ご近所さんがごちゃごちゃと横槍を入れてきた為、作業開始までに20分もかかってしまいました。ご近所さんにも困りましたが、それを傍観していたご依頼様もご依頼者様でした。ほんとうに疲れた現場でした。