タートルロックの小言-その20

今回のタートルロックの小言は前回の小言で少しだけ触れた部分を詳しくお話ししたいと思います。
前回、“開かなかった場合、お客様のお時間を金品や物品でお返しできない”、とお話ししました。

以前(独立して1年目なので随分前の事です。)、とても状態の悪いバイクの鍵作成をしました。

作業前に、“シリンダーの状態が悪いので、作業を進めてみないとわかりませんが、鍵が出来上がらない可能性があります。それでもご依頼されますか?”と確認し、お客様の了承を得た上で作業をした案件がありました。

作業は困難を極め、約2時間後、最終的にエンジンもかかるしハンドルロックもかかるがあまりスムーズに動かない鍵しか作ることができませんでした。当方ではこれ以上の鍵を作ることはできないとお客様にご説明し謝罪しました。
そうしたら、なんと金品を慰謝料・迷惑料を要求されました!
作業前に出来上がらない可能性の話をしたと説明しましたが、聞く耳を持たず、“俺の30分は3万円だ!!!”、と。
こちらが支払を断り続けると、“警察を呼ぶ”といきなり電話をし始めました。
まあ、これに関してはこちらとしてはよかったと思っていますが。
警察もきて、なんだかんだでその場は収まりました。


あれ以来、作業内容やお客様を見て必ず言うようにしている文言があります。
“任務を達成できない時もありますが、その時頂いたお客様のお時間を金品や物品でお返しできないので、予めご了承ください”と。
日本はクレーム大国だそうです。皆さん、お気をつけください。

鍵のトラブルはタートルロックへ!

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