タートルロックの小言-その18

施錠開錠する時、鍵をさして右や左に回します。家の中から開け閉めをする時はサムターンと呼ばれるつまみをひねって縦にしたり横にしたりします。
この一連の動作の中で力を必要とする場面はありません。
もちろん、鍵の具合が悪い、調子が悪い、などは別ですが。

鍵や錠前などの状態に問題がなければ、鍵の操作は人差し指と親指の2本の指で十分なんです。
2本の指で鍵のグリップをつまみ、そのまま鍵を鍵穴にさし、右左に鍵を回して開け閉めをし、そのまま2本の指で鍵を引けば、鍵は抜けます。

なんでこんな話をしているかと言うと、昨日、驚くほど力一杯開け閉めをするお客様に出会いました。
ほんとうに驚きました。
鍵が折れるのではなかろうか、、、と思うほどでした。
お客様に鍵の操作に力は不要だとご説明し実演しましたが、“なるほど、わかった”と言いながら、力一杯鍵を回していました。
まあ、お客様が良ければそれで良いと思うのですが、こういう方に限って、“鍵が折れた、なんとかしてくれ”という連絡をしてくるんですよね。
無駄な力は、キーやシリンダーや錠前などに負荷を与えることになり、鍵折れやシリンダー不具合などの原因になることもあります。
鍵トラブルに対応するのがタートルロックを含めた鍵屋なんですが、ちょっとした気配りだけで余計なトラブルを避けられるなら、それのこしたことはないかと思います。

鍵のトラブルはタートルロックへ!

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