タートルロックの小言-その13

鍵はほぼ毎日見て、触れている物の一つです。
実際鍵を使う時間はとても短く、鍵自体に注目する人は多くありません。
ただ、鍵を失くした時、その存在の重要さに皆さん気付きます。
毎日見てるはずなのに、自分の家の鍵の形状(ギザギザかボコボコか、など)を覚えていない方って結構いるんです。
また、家の中から施錠開錠するときのつまみを毎回触っているはずなのに、そのつまみ(サムターンと言います)がどんな形をしているかを覚えていない、など。
扉の色さえも記憶にないくらい、気にされない方って本当に気にしないですよね~。

玄関解錠のお問い合わせの際、鍵の個数や鍵の形状などで料金が変わってきます。
鍵屋はシリンダーを見れば、鍵がギザギザしたものか、ボコボコしたものか、すぐ分かります。
先日の依頼では、お客様は普通のギザギザした形状だったと言い張りましたが、シリンダーを見る限り、鍵はボコボコした防犯性の高いディンプルキーでした。
室内のつまみ(サムターン)のことを聞いたときも、“普通のつまみ“といっていましたが、いざ作業を進めると、防犯サムターンでした。
確かに、どれが普通のサムターンで、何が防犯サムターンなのかわからないと思います。
なので、タートルロックは普通と防犯サムターンの写真をいつもお客様にお見せしています。記憶が定かでないときには、一番近い物と思われる写真を教えて頂いています。

このご依頼に関しては解錠後、お客様につまみを確認してもらうと “あれ、こんな感じだったっけ?”と。。。

意外と毎日見ている物でも、注意しないと記憶に残らないものですよね。
私も同じです。
でも、鍵ってとても重要なんです。お客様の記憶が作業をスムーズにしてくれるんです。
もし可能なら、お時間あるとき、一回で良いので、鍵やサムターンなどをしっかり見てみてください。
鍵の開錠はタートルロックへ。

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