日野市豊田にて、防犯サムターン（B5スイッチ式）開錠

もうすぐ12月だというのに、とても暖かい日でした。

お昼前に玄関の鍵開錠依頼がはいりました。
お住まいはオートロックの無いワンロームマンションで鍵の形状はギザギザとのこと。
“簡単に開くと思う“と、お客様は電話で言っていました。
こちらから何も聞いていないのに、色々とお客様のほうから詳細をご説明頂きました。
“はて、なんでこちらの知りたいことが分かったのか？”と思いながら、現場へ急行しました。
お客様にお会いして少しお話したところ、タートルロックへ電話する前に、すでに数社に電話していたらしく、どの鍵屋も同じことが聞いてきたので覚えてしまったとのこと。
“なるほど”と思いながら鍵を見ると、鍵は美和ロック社のPRという防犯性のとても高い鍵。
電話の時に聞いていた“ギザギザ”とはまったく違う形状。
おまけにこの鍵は簡単に開かない鍵です。
同じ質問を複数社から受けていたようですが、内容の正確性に問題有な感じでした。
PRをシリンダーから開錠することはできないので、室内側のつまみ（サムターン）の形状を確認したところ、“普通”だとのコメント。
お客様の情報に少し疑念を抱きながらもお客様を信じて作業開始。
作業を進める中で、“やはりどうもおかしい、感触が違う”と思い、ファイバースコープで覗いてみると、“あれ、びっくり！B5のスイッチ式防犯サムターンではありませんか！！！”
お客様に防犯機能のついたつまみであることをお伝えすると、“え！毎日使ってるからそんなことない！”とのコメント。
今回はそんなことあったんですね～、と思いながらとりあえず作業続行。
20分後、何とか開錠完了。
少しペースを乱されたので、もう少し時間がかかると思っていましたが、それなりの時間内に開錠できてホッとしました。
お客様からの情報はとても重要ですが、ここまで間違いだらけだと困ってしまいますよね。
とにかく開いてよかったです。

鍵の解錠はタートルロックへ！

（写真はイメージです）